IIGR’s Leo Bosner speaks at the Third UN World Conference on Disaster Risk Reduction in Sendai

2015年3月、IIGRの教育訓練・研究部長のレオ・ボズナーは、仙台で開催された第3回国連防災世界会議に参加するため日本を訪れました。そこでレオは、東日本高速道路株式会社が主催したパブリックフォーラムでパネリストとして参加。危機管理対応や災害対応能力の更なる強化の取り組み等に対し専門的見地から発言を行い、十分に組織化されたシステムが危機管理対応においては必要である旨強調しました。

東日本高速道路株式会社は、大規模な地震や同程度の災害が発生した場合に、災害中間準備地域として使用される高速道路のサービスエリアを備えるなど、日本国内における災害準備において主要な役割を担っています。今回レオはこれらのサービスエリアの一つを訪れ、彼らの緊急準備の様子を視察することが出来ました。さらに、3.11からの復興の進捗状況を視察するため宮城県内のいくつかの地域も訪れました。

また東京では、日本の危機管理システムの強化に尽力されているむたい俊介衆議院議員の事務所を訪問。レオは同氏に緊急時総合調整システム基本ガイドブックを贈り、また同氏から同氏の著書「3.11以後の日本の危機管理を問う」を頂きました。

IIGRは引き続き、日本および諸外国における緊急時への備えの強化をサポートしていきたいと思っています。